【STADIA】ハイスペックなゲーム機はもう不要!STADIA、15個の脅威まとめ。

ps4 stadia

新世代のゲームプラットフォーム、
Google STADIAがどれだけ自分の生活に影響するか、
何がすごいのか等をまとめてみました!






もくじ


1、サービス概要
2、PS4もWiiもXboxも、PCだっていらない
3、映像は、サービス開始時で4K hdr 60fps
4、性能は常に最新ハイスペック
5、ダウンロード、インストール不要
6、チーター(チート)終了、フェアな世界
7、オンラインならどこでもOK
8、他のゲームストリーミングサービスとの差
9、シェアプレイ
10、分割画面でプレイ可能
11、専用コントローラーとその性能
12、料金や取り扱いゲームタイトルは?
13、VRに対応するゲームソフト
14、Googleが自社でゲームスタジオを設立
15、発売は2019年中に海外でスタート


1、サービス概要


Googleが新しく発表したストリーミング式のゲームプラットフォーム。

インターネット接続環境とGoogle Chrome(ブラウザ)、
モニタ(スマホ等でもok)、コントローラー(キーボードやマウスもOK)さえあれば
いつでもどこでも超ハイスペックなゲームであっても体験できるという、
非常にヤバいサービス。





2、PS4もWiiもXboxも、PCだっていらない


今まではゲームをする場合、自分が持っているゲーム機(PS4やWii、Xbox、PC、スマホ等)
にゲームをダウンロードしたり、ディスクを購入し、インストールしてプレイしてました。

これがいきなり必要なくなる、という訳です。
意味わかりますか?

超絶グラフィックのゲームは超ハイスペックなPCやゲーム機が手元に無いと
プレイする事は不可能で、それでもやりたいゲームのために高いお金を出して
ゲーム機を購入していました。

でもその時代は終わりそうです。

自分で用意するものは、ネットに繋がるモニター(スマホやTV、PCモニタなど)
だけです。(厳密にはChromeブラウザやコントローラー、キーボードなども)

それさえあれば、最高の環境でいつでも好きなゲームをやりたい放題。

座ってTVでゲームプレイした後、疲れたらベッドで寝転んでスマホで続きを、
なんて事も余裕です。




3、映像は、サービス開始時で4K hdr 60fps


何とその映像のスペックときたら、
現状のPS4が持つ性能と何も変わらない、「4K hdr 60fps」に対応していて、
さらには8K 120fpsにも対応予定とのこと。

上記スペックに対応できるモニタさえあれば
あと毎年PCの性能が上がっていくように、
STADIA側でがんがんスペックアップされていく、という感じですね。

これからは、新しいゲーム機を買ってスペックを上げるというより、
いかに良いモニターを入手するかというゲーム市場になりそうです。

スマホも今後60fpsに対応する予定のものが出てくるようだし、
ゲームを最大限楽しむためにも高スペックのモニターは必需品になりそうですね!




画像のように、GPUの性能はPS4の倍以上。


因みに、PS4 proで4K対応なので、そのグラフィックを
ゲーム機無しで、どこでも楽しめるという訳です!



4、性能は常に最新ハイスペック


PCやPS4、スマホ、どのゲーマーでもゲーム機のスペックは常に気になると思います。
もっと綺麗なグラフィックでプレイしたいと思ったり、
読み込み速度を上げたいと思ったり。

そんなストレスも全くもって不要に。
Googleサーバーのスペックアップに合わせて、
世界中のどの人も同じ環境でプレイできます。

故障だって基本的にはありません。
今までは故障したら、暫くゲームが出来なくなって当然でした。

でも、Stadiaはgoogle様の世界中のサーバ上でゲームが稼働しているので、
故障した瞬間に違うサーバでゲームを続行できるはず。
故障に気づくことすら無いかもしれません。

私のPS4 proは長らくDiscの読み込みが故障して放置してますが、
そんな事さえ気にならなくなる、ぶっ飛びサービスです。

高スペックPCが無い事で断念していたオンラインゲームなんかも、
気にせず誰でもプレイできるようになります!

PCでゲームするには性能の良いグラボが必須でしたが、
オンボードでも快適に楽しめるようになります。


ゲーム機にお金をかけずに、高性能なゲームを手軽に楽しめるようになりますね!




5、ダウンロード、インストール、アップデートも不要!


私はPS4 proを利用していて、基本的にゲームの購入は全てダウンロードです。

しかし家の回線が遅い事もあって、毎回ダウンロード時には最低でも5時間以上
長い時には10時間以上ダウンロードに費やす事があります。

そしてダウンロードが済んだと思えば今度はインストールが始まったり、
ゲームの序盤だけしかプレイできない状況で結局丸一日すぎる事もしばしば。

やりたいゲームをすぐにスタートできないってのは、非常にストレスでした。
しかしStadiaは違います。

youtubeのプレイ動画を見ていて、やりたい、と思うゲームがあれば
ポチっとすると5秒でゲームをスタート。
しかも、実況者の動画を閲覧中なら、その実況者のゲームにも5秒で突入できます。

ほんと、とんでも無い事ですよね。

アップデートもStadia側で行われるので、待ち時間は不要です。




6、チーター(チート)終了、フェアな世界




FPS系やMMO、その他のマルチプレイ系のゲームにはつきものの
チート行為は、ゲームがgoogle側でのみ作動している事と、
入力情報はコントローラーからのみになるのでチートのしようが無いですね。

もし不正行為があったとしても発見が用意になるのかと思います。

チーターが減ると監視や排除などにかかる開発側の工数も減って、
より良い環境作りにも貢献しそうですね。

いたずらっこには、いたずらするオモチャを与えないという
根本的な解決策です。



7、オンラインならどこでもOK


冒頭で記載した通り、インターネット環境があれば
どこでもプレイできるというのはその通りで。

インターネットにさえ接続されていれば、
いつでもどこでも最高の環境でプレイできます。


問題は、オンラインでしか繋がらないサービスで、
ゲームの遅延や回線不良で快適にプレイできるのか?という問題。


今でも、youtubeが遅延する事もあるため、
これがゲームとなると割りとストレスになる可能性はありますよね。

しかしこれも、近い将来かなり改善されるんじゃないかと思っています。

日本では、2019年9月には、5Gのプレサービスが実施され、
2020年の春には商用サービスが開始します。

このタイミングであれば、超高速接続、超程遅延、同時接続の増加が実施されるため、
特にストレス無くStadiaでプレイする事は可能になりそうです。


とはいえ、5Gに関係するのは無線サービスの話

有線の場合、5Gの恩恵は基本的に無い事を考えると、
コンマ何秒でしのぎを削るゲームなどは不向きかなとは思います。

しかし若干程度の遅延ならば特に影響しないというゲームには非常に向いてそうですね。





8、他のゲームストリーミングサービスとの差


実は今までも、ストリーミングを用いたゲームサービスは存在しています。

「Nvidia GeForce Now」
「Shadow」
「PlayStation Now」
「Microsoft Project xCloud」


などなど。結構似たサービスや、同じ思想のものは既に存在していて、
むしろGoogleは後発、後追いです。

そうなると、なぜここまで取り上げられているかというと。

やはり、莫大なGoogleのパワーと言えるかと思います。

全世界にGoogleのサーバー拠点は存在していて、これに接続するとなると、
それこそ世界中で閲覧されているyoutubeをサーバー数と配信クオリティが必要になります。

それを支えているgoogleサーバーの信頼があるとなれば、
今までのストリーミングサービスとは一線を画すサービスと言えます。




9、シェアプレイ


Stadiaには「State Share」という初めて耳にする機能が追加されます。
今までに無い新しい体験ができる、面白い機能です。

例えばyoutuberが配信しているゲームと、全く同じ環境や場所からゲームをプレイする事ができます

超絶技巧なスキルを配信するyoutuberが居たとして、
その状況を再現し、自分もその状況を体験する事ができる訳です。

体験してみて
「やっぱ〇〇さん超絶うますぎるww」
「結構、誰でもこれできるんじゃねえ?」

みたいな話題で盛り上がれるという訳です。


また、配信者のゲームの中に入り込んで、一緒にゲームをプレイする事も可能です。
今までのストリーミングゲームでもこれはできたかもしれませんが、
Stadiaはこれらが非常に手軽にできそうな印象ですね。




10、懐かしの分割画面でプレイ可能



昔はちょこちょこ存在していた分割画面。

複数人でゲームを楽しむ機能がありましたが、
最近のゲームは映像のクオリティが高く、対応できるゲームが激減してしまいました。

しかし!Stadiaの性能はゲーム機依存ではなくサーバー依存なので、
この問題もクリアされるとの事。




「Stream Connect」という機能のようです。
友達や恋人、家族と一緒に、同じ画面でプレイできるようになります。

非常に楽しみです!





11、専用コントローラーとその性能



Stadiaは、特に専用のコントローラーが無くても、
手持ちのサード製コントローラーやキーボード、マウスで作動します。

これもStadiaを始めやすい要因のひとつ。

googleはそれでも専用のコントローラーを発表しています。
その名も「Stadiaコントローラー」。

ゲーム機やPCに接続する場合、bruetooth接続が通例となってますが、
このコントローラーに至ってはゲーム機がそもそも無い事と、
遅延を無くすためにwi-fi接続という事です。

そして機になるボタン群には、見慣れないボタンが2つ。




「YouTubeシェアボタン」と、「Googleアシスタントボタン」。

youtubeシェアボタン=キャプチャーボタンは、
プレイ中のゲームをすぐにyoutubeで配信する事ができます。

基本的には、PS4のシェア機能と同じですが、
性能が恐らく変わってくるのでは無いかと思います。

PS4 proの場合、内臓のシェアボタンでストリーミングする場合、
解像度は1080の60fpsです。

Stadiaの場合、youtubeもgoogleサーバで起動しているために、
youtubeへの配信もシームレスで4Kでライブ配信ができるようです






「Googleアシスタントボタン」は、
ゲームに行き詰まった場合の攻略情報の呼び出しなどに対応する
といった事が情報では多く出てますね。

もちろん、そもそもgoogleアシスタントはゲーム用だけに
作られたアプリでは無いので、
音声認識などによって様々な指示を出したり、
質問したりする事もできるようになると思います。

これも、標準のgoogleアシスタントを搭載するのか、
Stadia用のものを搭載するのか等、今後の発表が機になる所です。




そしてコントローラーの背面には、懐かしのコナミコマンドのデザイン
↑↑↓↓←→←→BAの文字が。

デザイナーか、プロデューサーなどのコナミに対するリスペクトでしょうか。

動画では何にも触れられて無かったのですが、
Stadiaの公式サイトでこのコマンドを入力すると、
コントローラーの3Dシミュレーターが出現するそうです。

因みに、日本からは閲覧不可のようです。
ブラウザの設定をアメリカにしたら観れるのかな。。。。

IP制限かかってると難しいですね。


12、料金体系やゲームタイトルは?



3月20日の発表時には、プレゼンテーションで「アサシンクリードオデッセイ」
実際にプレイされていました。

私も大好きなUbisoft Entertainmentのソフトです。

そして、Bethesda Softworks傘下のid Softwareが「DOOM Eternal」
開発を発表しています。

今わかっているのはこの2作で、
他にわかっているのは参画企業の名前くらいです。


ゲームタイトルの発表は、2019年夏ごろとの事。


料金体系も、まだ未発表。

定額制になるのか、ゲーム購入毎になるのか。
どちらも選べるようになるのか。

料金関連については、方向性もまだ分かりません。
これも情報を追いかけていきます。


アサシンクリードをほとんどプレイしている私としては、
今後Stadiaでアサシンクリードを、いつでもどこでも楽しめると思うと
本当にありがたい事です。


PS4やらPC持って、出張とか入院とか旅行とか行けませんからね。
本当に夢のようです。




13、VRに対応するゲームソフト



これは未発表ではありますが、プレゼンテーションの中で、
VRを想起させるような発言があったのでまずVRのことだと思います。

あまり知られていないかもしれませんが、
googleは既にVRの分野にも進出済みで、ゲームだって提供してます。

google earthだって、VRで体験できますね。


こうなってくると、空間伝送が容易にできる世界になると思います。

遠く離れた人を目の前に呼び出し、コミュニケーションをとる。
家族だったり、恋人、友達、ビジネス。




あらゆる人とのコミュニケーションが、カメラとVRゴーグルがあれば成り立ちますよね。
ゲームへの応用はもちろん、想像もつかない新しいコミュニケーションが生まれそうです。

Stadiaは基本的にはゲームプラットフォームですが、
その仕組み自体はゲームの枠を飛び越えて新時代への入り口のようなイメージすら湧いてきます。


余談ですが、VRを頭にセットしている状態を伝送する事が当たり前になると、
おしゃれなVRゴーグルや、専用のスーツなんかも出てきそうです(笑)。

いよいよ、昔見たSFの世界が現実になりそうで、本当に楽しみです。




14、Googleが自社でゲームスタジオを設立



これも凄い事ですよね。プラットフォームの提供に加えて、
google純正のゲームソフトの開発も行うそうです。

googleがゲームの開発って、凄い違和感があるものの、
考えてみればgoogle MAPやAI、広告や分析技術など、ゲームに取り込むと面白そうな
ものを既に抱えていると考えると、ゲームの概念が変わるようなものが生まれるかも

さらに、100社以上のサードパーティとの提携も発表しているので、
Stadia専用の人気タイトルも生まれるのは間違いなさそうです。





15、発売は2019年中に海外でスタート


残念ながら日本での発売は未定です。
まずは海外のアメリカやイギリス、ヨーロッパ、といった地域での販売になるようです。

これについては残念ではありますが、日本に来る頃には
サービスの全貌が明らかになった後でアップデート等もある程度終わり、
安定してサービスを受けられるようになっているのではないでしょうか

ちなみに、サービスの内容からして、
海外のサーバへ接続すれば日本からでもプレイできそうですが、
日本で販売しないというのはローカライズはしないという意味なんでしょうか。


これも、情報を追っていきたいと思いますし、
可能なら海外サーバへ接続して早くプレイしてみて早く体験したいです!




まとめ


とにかく、googleがゲーム業界をひっくり返すような構想を発表し、
それが2019年から海外ではスタートする、という事ですよね。

かなり賛否がありますが、理想としている事に対しては
素晴らしいとしか言いようがないと思っています。

出来る出来ないの批判についても、時間の問題に見えます。
出来る未来を夢見る人がこの未来を作っていくはず。

PCゲーマー、コンシューマー機のCSゲーマー、スマホゲーマーの垣根を超えて、
本当にシームレスにゲーマーを1つにして、フェアで最高の環境でゲームが出来る。

(ん、、、中国は当局的にgoogleはNGだしStadia無理か。。。。)



何なら、今ゲーマーじゃ無い人だって初めてみようと思える大きなきっかけになる。
本当にこれは新時代がやってくるって感じですね!


どっちかというと、ストリーミングサービスではサーバーのパワー的にAmazonくらいしか太刀打ち出来ない状況で、競争力は生まれるのか。


今後のプレステやXboxなどがどういった動きをとってくるのか、
そっちの方が興味があります。

fpsにおもきを置いたゲームに思いっきりシフトするとかかな。。。。


それについては、また別の記事で書いていきます。


Stadia、早く日本に来い!


※画像のキャプチャはgoogle developersの動画から抜粋しています。